ストーリー追加 MOD: Forgotten Castaways やっていく日記【Outer Wilds】

May 6, 2025, 3:39 p.m. edited May 11, 2025, 12:55 p.m.

#Outer Wilds 

Outer Wildsの大規模ストーリーMODはいくつか存在し、私がThe Outsiderの翻訳を開始してModding Discordサーバに参加したときにもすでに開発中のものがいくつかあった。Astral Codecはそのうちの1つで、リリースされたときは見てるだけであっても非常に感慨深かったものである。さて、ずっと制作中でリリースされていない有名な作品で、Forgotten Castawaysがあった。

それが、ついに2年半の歳月を越えてリリースされたのである(MODのページ)。

しかしながら、その少し前にリリースされたThe Stranger They Areが大作すぎたせいで、そちらの翻訳もあってなかなか手がつけられず気がつけばリリースされてから3ヶ月も経ってしまった。ジャムも近づく気配があるが、少しずつでも進めていこうと思い開始する。

問題: ネックレスをくれた者の名前は?(すべて小文字でスペース含めないで)

問題内容はまだ変えるかもしれない

1日目(250506)

hogehoge

あれ、タイトル画面の変化が控えめ…前にDiscordサーバで見たやつではもっとイバラ内部感ある風景だったはず…エラーログも特に出てないし進行状況で変化するのだろうか…?

航行記録が光っていたので確認すると、脱出ポッドに乗らなかった船のメンバーにまつわる話らしい。この導入はすごくThe Survivorsと同じだ。今回は虫が出てこなければいいけど…。

対となるホワイトホールコアを用意せずにブラックホールコアだけを使ってワープを試みたのか。未定義動作になりそうだけど、一応ワープ自体はできたらしい。今はもう空き容器になっていて使えないけれど…ここに高エネルギー研究所からブラックホールコアを持ってくればまた動くのだろうか…?少々大変だけど、ここに重力があるということは、置いて拾ってができるようにということだろうし。

合ってた。偵察機との接続が断たれたということは…この流れ的に新しい星系パターンか。ここまでがかなり時間のかかる工程だったので、きっとインターステラーモードが使えるやつだろう。ということでさっそく飛び込む。

出てきたのはやはりイバラ内部(内部処理としては新たな星系にイバラ空間を置いているのだろう)。彼らの賭けは外れ、残るは酸素がある希望を求めて壁にある6つの穴を探索するということらしい。マーカーを目印にするとのことだったが、この空間では1つしか見つからなかった。わかりづらいが、ここから見える穴で良いのだろうか。

木!!(衝突して大ダメージ)この木の近くの壁に書かれたメッセージはある程度時間が経ってからのものだろうか。その周辺をうろうろしてループ終了。

次のループでSlateにやはりインターステラーモードを教えてもらって、ワープ。探査艇あるとやっぱり良いですね。

マップモードすっごい!Eyes of the Pastのマップモードは以前Discordサーバで見せてもらってすごいと思ってたけど、こっちもすごいなあ。

不明な言語出てきた!!いきなり出てきたからびっっくりした。

その近くの記録を読むとこれまでも出てきたNomaiのOkalis以外に、このAmylaxとDitylumが出てきていたが、おそらく後者の2人はNomaiではなさそうだ。なぜなら、OkalisはNomaiらしく植物の名前である一方、後者2人は微生物の名前だから。木造建築の床に丸い穴を開けるこの種族はどうやってNomai語を喋っているのだろうか…

突然出てくるとやっぱりびっくりするって。翻訳をしたいと言っているNomaiがいたからNomai語を介して理解できるようになるのだろうか…?

今回は3ループで終了。最後はなんとなく焼けてみたが、普通に焼けて終わった。

thumbnail

なるほど、やはりここでタイトル画面が変わるのか…。

まだ始まったばかりなのでなんとも言えないが、とりあえず文章量がすごく多くて英語だと大変。あの種族とは会えるのだろうか?それとも実は常に見張られているのだろうか?ここのNomaiたちはどこへ行ったのだろうか?まだまだ何もわからない…。

piyopiyo

2日目(250508)

ねぷやなぎさんによって日本語化された!ありがたい!!!

hogehoge

ようやく私も日本語化済みの大規模MODを初見プレイできるのか…感慨深い……。(やかもとさんのFret's Quest…どこいった??)

タイトル画面でRiver's End Timesのサビ直前部分が流れるのね。みんなこの曲好きすぎ。

さて、出発と行こうとしたところで再びSlateに呼び止められ、信号発信源をロックオンできるようになったことを教えてもらう。便利そう。

とりあえず日本語化された航行記録や、前回読んだNomaiテキストを色々見に行った。日本語化されてる〜〜〜!このMOD、登場人物多いから口調の管理とかすごく大変そう。

ところで「恋人の岩場」という名前と、あのツリーハウスのOkalisとAmylaxの密会といい、もしかしてそういうお話なんです??異星人同士のそういうお話?????なるほどねぇ

前回の時点で航行記録の「?」は少しずつ出てきているけれど、まだ単純な探索をしきっていないので、まずはうろうろしていく。うろうろしていたら「自然現象」という周波数を手に入れた。その周波数であたりを見回したら重力水晶の音が聞こえる惑星を見つけた。

「重力子の過ち」という惑星らしい。ここにはいくつものNomaiの建築物が残されており、遠くには宇宙の眼のシンボルも見えた。

脱出ポッド3の慰霊碑。本編ではここまでの慰霊碑はなかったので、やれてよかった。リーダーのAzollaさんは心労で大変そう。あの別種族のうちの一人Kareniaはイバラと交信できる能力があるのか。個人的な能力で種族全体でもっているわけではないということかな。

中央のクリスタルの研究所。Ditylumの救出作戦会議と兼用となっている。あの種族とアンコウの関係がよくわからない。餌付けをしているのに脅威…なの? 空中でも翻訳ツールは一瞬でも読めたはずだけど使えなくなってるので挙動が少し変わってそう。崩れた階段のところの文章は重力クリスタルを修理して持ってくれば読めそう。近くのレバーは翻訳研究所後あたりまで見送り(Dreamboundよりずっと少ない \(2^6=64\) 通りしかないけど…)。

眼神社。前の宇宙から今の宇宙への宇宙船かもしれないというのは面白い。Astral Codec...(実際は、Astral CodecよりForgotten Castawaysの方が昔から作られていたはず?多分)

そのあとは閉鎖空間行くかぁと思って中央のループ種をうろうろしてたらイバラの空洞端に入れないコブを見つけたので、そこに出るような角度でループ種に入り、そして砕かれた炉辺に到着したところでループ終了。コンサートホールもこの辺にあるらしいので、明日は重力クリスタル持ってここに来よう。

やっぱり日本語化されてると純粋に遊べるのでいいですね……

piyopiyo

3日目(250509)

hogehoge

ということで改めてやってきました、砕かれた炉辺。内側には探査艇で入れない隙間の中に赤い種が見える。ここから信号が出ているようだ。外にはなんらかの建物や種がいくつか見える。

まずは惑星の表面を見ていくと、コンサートホールがあった。ここには色々なことをNomaiが異種族に質問している様子があったが、いずれの返答もまだ翻訳できず。

せっかく重力クリスタルを持ってきていたのにお預け…

そこで、中央の赤い種に入ることにした。

ここがあのマグマのところか!!!…と言ってる間にマグマにポチャンして次ループへ。トラクタービームに入るの結構難しくないですか?????

もう一度赤い種に入る前に砕かれた炉辺の周囲を見ておくと、ツタにある構造物はあの種族の家だった。

表札などはまだ読めない…。それから、3つの種それぞれも偵察機を入れて様子を探ったが、いずれもアンコウがいっぱいいた。そのうちの一つが翻訳研究所らしい。どれも異なる対処法が必要なのだろうか…

ということで、赤い種にリベンジ。今回はトラクタービームに乗れた。どうやら冷却装置があるところ付近だと熱ダメージを受けないらしい。酸素もある。ところどころに燃料も置いてくれている。

アンコウの卵を調理!!!!なるほど!!!

やっぱりそういうお話なんですね。

ここはまだ行けない。重力クリスタルくん…

どこかにスクロールさせる壁なんて他にあったかな……それともこの冷えた溶岩をどうにかできるのか…?はたまた量子の岩で何かできる…?

なんか見つけた。前の前あたりの宇宙の遺物かな?人の形だし

試しに翻訳研究所の小さいアンコウに近づいたら噛まれて徐々に死んだ……

ここは普通に入れた。バレないように慣性だけで来たけど、もしかして家畜化されてるこの種のアンコウは襲ってこなかった???

というところで、翻訳研究所にはイバラの空洞から大きな入り口で入れるという航行記録に気づき、偵察機を撃ち込んだ後、それを目印に探査艇で突入した。小さなアンコウが突撃してきたけど…どこ行った…?

マシ・オカとともにいた…(Patch 1.1.16では探査艇にマシ・オカの写真が貼られるバグが発生していた。これは本来はあるイースターエッグに新しく貼るために出てきたものである。その場所はここ

すごい!!これであの異種族の言語が読めるように!!追加で辞書を登録できるようになってるのは、Halによる仕事だろうか?すごい!!

イバラの空洞でとりあえずキャンプ周辺を読みに行こうと思って勢い余って激突、大破

…群集心理なら仕方ないですね。

相手の言語で自身の名前を書いていた。なるほどね

さて、次回はひたすら新たな翻訳のターンから始まる。まだ着地点が見えないが、終わりは近づいているのだろうか…

piyopiyo

4日目(250510)

クリアした……

hogehoge

まずは重力クリスタルを持って、コンサートホールへ向かった。Dree語がわかった今ならすぐに修理もできるのではないかと期待して。

修理できた!!どうやら任意の壁には設置できないようなので、重力子の過ちの崩れた階段は別の解法が必要そう。とりあえずマグマの信号検知してた洞窟へ向かう…結構苦戦したけど通れた。なるほど最終的に一直線に綺麗に重力クリスタルの道ができるのか。

こういう異種族同士で互いに苦労しながらも理解を深めていくのいいよね…

なんかとれた。ここに信号がいっぱいあるのは、単にこの空間への種がいっぱいあるだけで、この装置を示しているだけなので気にしなくてよいはず。

イバラの空洞に未だにエコロケーションを発する種があった。これはいったい…。偵察機を撃つとしばらくしてから回収できる。側面には死液を注入して種を殺せるような箇所があった。

!?!?!?!?!?!?!??! あれは……。あれが今回のSolanum枠(The OutsiderFriendや、The Stranger They Are(データクローン版)窮理人みたいな会って話せるやつ)かな?ここに入ったらループは即座に終了した。先進的ワープコアを外してから来るとどうなるんだろう…特殊エンディングとかあるのかな

今度は重力子の過ちへ向かう。今ならレバーの動かし方がわかるはずなので。

重力子の過ちのコアの中心部。綺麗…触れたら壊れちゃったっ!!…なるほど、重力が失われるのか。これで崩れた階段のテキストも読めるようになった。アンコウの口の中に研究所!?!?気づかなかった…

ほんとだ…ある…消化されないようにアンコウの眼をなでてから中へ入る。

あ。……ここまでスクロールもってこないといけないの!?!?!?!?

持っていきました。なるほど、それで前回、偵察機をくっつけた岩が変な知らない場所へ行っていたわけだ。確かにそのときは岩の移動箇所をひよっ子自身で塞いでいた!その代わりにそこへスクロールを置けばいいのか。……まって、またあそこまで行くんです??

行きました。イバラの心臓部。遠距離ノードプロジェクト。まるで灰の双子星プロジェクトの場所のように、一本道にテキストが連なっている。まさか、ここでエンディングになってしまうのか…?まだ危険なノード内部の人物に会えていないのに。子ども部屋含めてクリア後になっちゃうかな?いやいや、ちょっと未完成でまだ鍵が必要とかでしょう。こういうのはいくつかの謎の終着点を複数合わせてエンディングになるものだからねぇ。

扉の閉じられた建物の前にたどり着いた。危険なノードはまだ殺せていないのか。つまりDitylumはまだ来ていない。

281,137年前:内部温度と放射線の急激な上昇によりロックダウンを開始。

こいつふざけんなよ

彼らが全員いた。ネックレスを送りあった2人、Ditylumから石板をプレゼントされた者…みんな。一瞬だったのだろう。どうしてイバラは太陽などと繋いだんだ。なんで

……ああ、Ditylum。彼は、まだあの危険なノードに。行かなくては

いざ、子ども部屋へ。Kevinがどこかにいるはずだが、全然わからない。アンコウは普通に探査艇を食べられるサイズだった。まったくわからなかったので、通路の端を宇宙服で泳いでいくことにした。栄養の濃い霧なのでジェットを吹かさないと進むことができず、燃料ギリギリでの到着となった。

イバラの心臓部と似た風景だ。何か関係があるのだろうか。中央には液体があり、それがおそらく死液なのだろうか。「死液注入器」があったので、次のループで再びここへ来て、回収し、また泳いで探査艇まで戻り、そして危険なノードへ向かった。

死液を注入して種を殺したところ、中からDitylumと思しき人物が飛び出してきた。他に繋がっているノードがなければ中の物は弾き出されるだろうという仮説は正しかったらしい。彼はまっすぐどこかへ泳いで行った。彼の行く先といえば……

量子確率の法則を満たすために、彼は石を置いていた。やはり彼はその先に向かっているのだ。

危険なノードの中は時間の進みが非常に遅い。ゆえに、中へ入ると体感は1秒程度であっても、外ではとっくに22分なんて過ぎてしまうので、即座に次ループへとなったというわけだ。偵察機を送り込んだときに回収までタイムラグがあったのは、回収用電波が種に入って偵察機にたどり着くまでが、外から見ると非常に時間がかかっているためであろう。

だから、彼にとっては、ついさっき指令を受けて危険なノードを殺しに行ったばかりなのだ。そんな彼にこの仕打ちは…あまりに酷だろう。

目が覚めると、そこは木の炉辺だった。「Echoes of the Eye」と同じ。でも、そこにあるのはひたすらに虚しさだった。

イバラへの怒りを滲ませながら、先進的ワープコアを手に持ち、イバラ内部の船へ。深い場所だと思っていたが、イバラ全体でいえばまだまだ浅い場所だったわけだ。

残念ながらこの計画は失敗し、4人のNomaiと、その場にいなかった1人を除くDree全員が死亡した。

本編では、Nomaiは全滅したものの、彼らの残した技術によってHearthianの宇宙探索能力は飛躍的に向上し、そして灰の双子星プロジェクトが起動したことでひよっ子はついに眼に到達することができた。DLCでは、囚人は信号を解放したことで永遠に近い刻を幽閉されることとなったが、最後に自分の行いが無意味ではなかったのだと知ることができた。The Outsiderでは、Daturaは後悔の中で死んだが、最後の願いは形を変えてSolanumを次の宇宙へ送ることに繋がったAstral CodecThe Stranger They AreEvacuationDreamboundも、いずれだってそうだ。

だが、Forgotten Castawaysは…いったいなんだ。何が残ったというのだ。

遥か昔の森の空き地には、忌々しいイバラの種があった。それは目を離すたびに肥大化し、そして入口を作った。厳密には違うものの、今更、眼と繋げたところで遅いんだよ。

結局、もしも彼らの遠距離ノードプロジェクトが成功して眼に到達していたら、ひよっ子の物語は存在しなかった。だから、この結末は必然でなければならなかったのかもしれない。ただ、彼らがいたのだと、憶えていることしかできないのだろう。

…まだ、28万年もあったのに…?ああそうだ、確かにHearthianも同じく太陽によって殺された。どちらもまだ明日が続くと希望を持っていた。なんと無常なことか。死はいつもすべてを台無しにする。Datura:死は俺にとって極めて興味のないものだ。そう、だから私は流れ者の模擬現実が好きなんだ。

彼にとって、あの行為に意味はあったのだろうか。

その歌声は、かつてNomaiがコンサートホールで賞賛したように、まるで異世界のもののようだった。

そして、次の宇宙でも多くの人たちが交流することを願っていた。

クラゲのような、惑星?移動するのだろうか。多くの焚き火を囲み、そこで皆が交流できるようになっているのだろうか。

こうして、ずっとリリースを待ち望んでいたForgotten Castawaysは終わった。nepyanagiさん、日本語翻訳ありがとうございました。

piyopiyo