AoE2DE の Barbarian AI について

#AoE2 

AoE2 の AI は太古の CD 時代から進歩を続け、現在はかなり頭がよくなってきている。それでも、弓の操作が微妙でうまく内政を荒らせないなどまだまだ改善の余地が見受けられる。そのため、ファンの作成した AI が存在している。その中でも有名なものに Barbarian AI が存在し、これは公式 AI 過大にも勝つことのできるものである。本稿はこの Barbarian AI についてのメモである。

導入方法

普通に Mod マネージャーから「barbarian」で検索してインストールする。現在の Mod 名は Barbarian 2.18

非対応文明

Mod 説明文によると、非対応の文明を Barbarian にやらせると停止してしまうそうである。ゆえに Barbarian の使う文明はランダムではなくこちらから設定してやると良い。その文明としては、

ボヘミア・ブルガリア・ブルゴーニュ・クマン・リトアニア・ポーランド・シチリア

が挙げられている。さらに、自分でテストしたところ、以下の追加インド文明もだめだった（ヒンドゥスタンは動いた）。

ベンガル・グルジャラ・ドラヴィダ

動作の様子

特に動きが洗練されているのはやはりアラビアである。難易度「難しい」で公式 AI と 4vs4 でチェックしたが、弓が集団でまるで人が操作しているかのように動いて、狙った農民を一斉射撃していた。

後衛との連携も悪くなさそうであった。

また、公式 AI のように相手前衛の建物をすべて壊してからようやく後衛に向かうのではなく、ある程度農民を刈り取って弱体化させたらそのまま後衛に流れるところも良いポイント。後衛に至っては、相手後衛だけでなく相手逆前衛・後衛に流れることもできている。

さらに、自分の文明の適正を考えた軍編成もできている。これはケルトらしい編成。

一方、アラビア以外では公式 AI よりはマシなものの、まだまだ改善点がありそうである。これは移住マップで他とつながっていないにも関わらず荷馬車を作ってしまった Barbarian AI くん。

遊牧では船を作ってばかりで陸のケアが不足気味だったように見えた。アリーナではそこまで悪くない動きであった。